<語幹と語尾>
「語根」は韓国語で「어근」という。<語幹と語尾>
語幹(어간)と語尾(어미)は、用言
용언(動詞、形容詞)が活用される時に扱われる概念で、「用言の活用形において変わらない部分」をいう。つまり、用言を活用させても変化しない部分を語幹(어간)、活用させたときに変化する部分を語尾(
어미)という。接辞
접사(接頭辞・接尾辞)も活用させたときに変化しないため、語幹(어간)になる。名詞にはこの語幹と語尾の概念がなく、以下の語根(
어근)の概念を使う。
<語根と接辞>
語根(
어근)と接辞(
접사)はすべての品詞において、単語の形成時に使われる概念で、実質的な中心部分が語根(
어근)である。つまり、接辞
접사(接頭辞・接尾辞)などを除いた部分がが語根(
어근)になる。
語根(
어근)一つの単語は単一語(
단일어)、二つ以上で構成されたら合成語(
합성어)、語根と接辞で構成されたら派生語(
파생어)という。
例:
보다:語幹と語根は보、語尾は다
먹다:語幹と語根は먹、語尾は다
살리다:語幹は살리、語根は살、接尾辞は리、語尾は다
먹이다:語幹は먹이、語根は먹、接尾辞は이、語尾は다
먹히다:語幹は먹히、語根は먹、接尾辞は히、語尾は다
예쁘다:語幹は예쁘、語根は예쁘、語尾다
짓밟히다:語幹は짓밟히、接頭辞は짓、接尾辞は히、語根は짓、語尾は다
덧붙이다:語幹は덧붙이、接頭辞は덧、接尾辞이、語根は붙、語尾は다
※用言に接尾辞が付くと、語根(
어근)は語幹(어간)の一部になる。
덮개:語根は덮、接尾辞は개
선생님:語根は선생、接尾辞は님
대도시:接頭辞は대、語根は도시
군말:接頭辞は군、語根は말
풋사과:接頭辞は풋、語根は사과