「カムバックステージ」は韓国語で「컴백스테이지」という。K-POP界では年に1枚程度のアルバムをリリースし、この約1年ぶりのリリースをカムバック(カムバ)と言う。カムバックすると一気に数々の音楽番組に出演するが、最初に出演する番組でのステージがカムバックステージ(カムバステージ)である。カムバックステージ(カムバステージ)を用意してもらえるのは人気がある証しで、趣向を凝らしたステージとなり、カムバックを華々しく飾る。
歌手やアイドルはカムバック(カムバ)してから約3ヵ月間を歌手活動期間とし、その間は音楽番組をメインに出演する。
一定期間が過ぎると音楽番組で歌うことがなくなり、次のアルバムの制作に集中したり海外活動を行ったりして韓国の音楽番組から遠ざかるが、再び新しいアルバムをリリースして戻ってきた際のステージがまたカムバックステージとなる。
K-POPの基礎を作り、音楽のみならず90年代以降の韓国社会に大きな影響を与えたロックミュージシャン、ソテジが率いるダンスグループ“ソテジ・ワ・アイドゥル”が92年1stアルバムで絶大な人気を得て社会現象にまでなった時期、突如として活動休止を宣言、潜伏期間に入ったが、1年後の93年にカムバックステージと銘打ち、劇的に復活した。ここから、現在のカムバックステージという言葉ができたと言われている。
カムバックステージ→活動期間(タイトル曲→後続曲→リパッケージ盤*)→グッバイステージ→充電期間(音楽番組から離れ、次のアルバム制作や海外活動など)→カムバックステージ→・・・
*リパッケージ盤がグッバイステージの後に出る場合もある
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