文法単位(言葉の単位)
「文法単位」は韓国語で「문법 단위」という。韓国語の文法単位(言葉の単位)は大きく8個になる。
最小単位から最も大きい単位で羅列すると以下のようになる。
①音韻(
음운):音の単位
言葉の意味を区別させる音の最小単位で、子音(
자음)19固と母音(
모음)21個がある。
②音節(
음절):音の単位
一回で出せる音の節をいう。音節数は「文字の数」と一致する。子音と母音で構成される。
③形態素(
형태소):意味の単位
意味を持つ言葉の最小単位。ある言語においてそれ以上分解したら意味を持たなくなる。
④単語(
단어/
낱말):意味の単位
意味を持ちながら自立的に使える言葉の最小単位。単語は品詞の単位と一致する。
⑤文節(
어절)
文章を構成する基本文法単位で分かち書き(
띄어쓰기)と一致する。日本語の文節に近い。
⑥句(
구)
修飾語と被修飾語をまとめた2つ以上の語節で構成された文章成分をいう。
⑦節(
절)
いくつかの句(구)が集まったもので、主語と敍述語を持つ。
⑧文章(
문장)
言葉の中で最も大きい単位で、完成された内容を表す。主語と述語を持って独立的に使う。