語幹(어간)と語尾(어미)
「語幹」は韓国語で「어간」という。動作・性質・状態などを表す用言
용언には動詞・形容詞・存在詞・指定詞の4つの種類がある。
用言は語幹(어간)と語尾(어미)の結合で構成されている。つまり、語幹(어간)と語尾(어미)は、用言
용언が活用される時に扱われる概念である。
用言がいろんな目的で活用されるとき、変わらない部分が「語幹」、変わる部分が「語尾」になる。
韓国語の用言の基本形(原形・辞書形)は、日本語と違い、すべて「~다」で終わる。辞書に載っている基本形の中で「~다」を除いた部分が語幹になる。この語幹にさまざまな語尾(活用語尾:連結語尾や終結語尾など)をつけて活用させる。
・작다, 작고, 작아, 작으니 :語幹は작、語尾は다,고,아,으니
・먹다,먹었다,먹고,먹어서,먹으러 :語幹は먹、語尾は다,었다,고,어서,으러,는다
・가다 갔다 가겠다 가거라 가자 가니 :語幹は가、 語尾は다,겠다,거라,자,니
しかし、一部の用言で、語幹が変わる場合がある。さらに変わる語尾も不規則的に変わる場合もある。これを不規則活用(불규칙활용)という。用言の活用(
용언의 활용)を参考。
<語根(어근)と接辞(접사)>
名詞にはこの語幹と語尾の概念がなく、以下の語根(
어근)の概念を使う。
語根(
어근)と接辞(
접사)はすべての品詞において、単語の形成時に使われる概念で、実質的な中心部分が語根(
어근)である。つまり、接辞
접사(接頭辞・接尾辞)などを除いた部分がが語根(
어근)になる。
※語根(
어근)一つは単一語(
단일어)、語根二つ以上で構成されたら合成語(
합성어)、語根と接辞で構成されたら派生語(
파생어)という。合成語と派生語を合わせて複合語(복합어)という。