「先進国」は韓国語で「선진국」という。先進国の基準は曖昧だが、国際的に「先進国」といわれる一つの指標はOECD(経済協力開発機構、
경제협력개발기구)の加盟国である。韓国は1996年に加盟しているため、先進国に値する経済水準である。2008年に李明博大統領(当時)は「先進国宣言」を行ったが、韓国のメディアでは2014年現在においてもしばしば、韓国が先進国であることを懐疑する論調で語られる。韓国国民の満足度(만족도)は先進国のなかでも低い傾向にあるという調査も発表されているほか、モラル、マナー等も含めて考えると、未だ先進国水準ではないと考える人も韓国人のなかには多い。