ソメク
「焼酎とビールを混ぜて飲む酒」は韓国語で「소맥」という。焼酎とビールを混ぜて飲む酒で、「焼酎(소주)」と「麦酒(맥주)」の頭文字を取った造語。酒を酒で割る爆弾酒の一種でもある。主に会食(회식)などの酒宴のなかでの余興や、罰ゲームなどで作られることが多いが、これを好んで飲む人もいる。これを好んで飲む人もいる。
アルコール度数が比較的高い焼酎をそのまま飲むよりもビールの炭酸による清涼感を得られ、ビールをそのまま飲むよりもアルコールによる高い刺激を得られる。ソメク専用カップ(소맥잔、쏘맥잔)の種類も多様で、カップに5:5,3:7などと比率が印刷されているものもある。
焼酎とビールの比率別に、酔いの度合いをキャラクターで表し、グラスに印刷されているものもある。焼酎(소주)とビールの理想的な割合は「黄金比率(황금비율、ファングンピユル)」と呼ばれ、ブログ等で紹介されているほか、スマートフォン用のアプリケーションまである。
2010年に宝海醸造(보해양조、ポヘヤンジョ)がインターネットユーザー1,860人を対象に行った「焼酎・ビールの爆弾酒」のアンケート調査の結果では、焼酎とビールの割合が3:7がベストだと答えた人が、69.1%を占めている。また、ソメク専用カップでも3:7を「黄金比率」としているものが数多くみられる。